Google アナリティクス(GA)とは何か。
企業やブロガーさん達で利用されている方は多いですが、とりあえず利用している方も多いのではないでしょうか。

私はGAを使った仕事を始めてから、もう3年になりますが、いまだに使いこなせているかというと少々疑問です。
もちろん、基本的な機能は使えていると思っています。GAにはカスタマイズ機能も多くあり、マルケトやハブスポット等、マーケティングオートメーションとの連携によって高度な解析なども行えます。
今回の記事は以下に関して紹介していきます。
- Google アナリティクス(GA)とは何か
- GAを使うメリット二つ
まずは「Google アナリティクス(GA)とは何か」を簡単に解説していきたいと思います。
目次
Google アナリティクス(GA)とは何か

一言でいうとGoogleが開発したWebの解析ツールです。
Google アナリティクスを使うことで、あなたのウェブサイト(ブログ)に来た訪問者やページの解析ができます。

大まかなところとしては、どういう訪問経路で、どこのページから流入して、どこのページを見て、どこのページで離脱しているかを計測できます。
また、この一連の行動の流れだけでなく、何分間ページにいたのかも計測ができます。
GAの仕組みについては「GAの仕組みとは」をご覧ください。(後日執筆予定)
結局、GAを使うことで何ができるのでしょうか。
GAを使うと何がわかる?メリットは?
Googleアナリティクスを利用しサイトを解析することで企業にもユーザーにも大きなメリットがあります。おおきくわけると二つあるとおもっています。
メリット①サイトの価値を計測できる

企業の皆さんはWebサイトの以下に関して気にしているのではないでしょうか。
- 自社のWebサイトが顧客にとって役に立っているのか
- 自社のWebサイトが売り上げに貢献できているのか
一つ目にWebサイトが顧客の役に立っているかを挙げましたが、Googleアナリティクスを利用することで顧客にとって利用しやすいサイトなのかわかります。

例えば、力を入れて作成したページが、ユーザー(顧客)にどれほど読まれているのかは凄くきになりませんか?
また、ユーザーが、求めている情報を見つけられずに、さまよっていたら問題ですよね?
二つ目にWebサイトが売り上げに貢献しているかを挙げましたが、Googleアナリティクスを利用することで売り上げに貢献できるサイトなのかわかります。

力を入れて作ったページがどれほど売り上げに貢献できているか、気になりますよね。
売り上げに貢献できていたら何も問題はありませんが、売り上げに貢献できていないとしたら、その原因が何かを確かめ、改善を行わなければなりません。
その”原因”を探す糸口もGoogleアナリティクスを使うことで探し出すことができます。(※全部ではないですが)
また、ブロガーさんは以下に関して気になるのではないでしょうか。
- どの記事でのAdSense収益が上がったのか、
- どの記事のアフィリエイトバナーがクリックされたのか
GoogleアナリティクスとAdSenseを連携することで、どのページの広告がよくクリックされるのか、クリックされにくいのかがわかります。
また、AdSence広告だけではなく、A8.netのアフィリエイト広告に関してもどのページの広告がクリックされたのか判別できます。(GAのカスタマイズ設定が必要)
⇒広告の位置や、導線の配置、コンテンツの中身を変える指標になります。
メリット②Web広告などキャンペーン施策の効果を計測できる

企業の皆さんはまた、Webサイトに関し、以下に関して気にしているのではないでしょうか。
- Web広告での流入数と商品購入数
- SNS宣伝による流入数と商品購入数
- SEO施策による集客数と商品購入数
- 上記のどの施策が最も効果を上げたのか(商品購入や資料請求数)

GAを使うことで、Webが”利益にどう貢献したのか”を見ることができます
正直Webへの流入数を増やす施策やをして、それが効果があったのか、なかったのかを知ることはWeb担当者には必須になります。
Web集客キャンペーンにかかった費用と、Web上での売り上げを知ることで、費用対効果がわかります。
それにより、どの施策が自社のWebサイトにはあっているのかを判別することができるので、Googleアナリティクスの設定は必須です。
まとめ:GAを使って解析できること
いかがだったでしょうか。
GAで解析を行うことで大きなところだと以下がわかります。
- ユーザーの属性やアクセス概要
- ユーザーがサイトにどうやって来たか
- 各ページの訪問状況
- サイト内検索の利用度
- 設定したイベントがどれくらい発生したのか
- 設定した目標がどれくらい計測されているか
Webサイトを運用する上で上記は最低限抑えておくべき項目ですが、4~6はカスタマイズの設定が必要になります。
GAの設定に関しては「超簡単GAの設定方法」をご覧ください。

一つずつ簡単に説明していきますね
1.ユーザーのアクセス概要
⇒Webサイトに対して、どれほどアクセスされているか、どのくらい滞在したのか、直帰してしまった確率などがわかります。また、利用デバイスやアクセス地域などユーザーの情報を判別することができます。
※Googleアナリティクスの用語を知りたい方は、Googleアナリティクス用語に関してをご覧ください。(後日執筆予定)
2.ユーザーがサイトにどうやって来たか
⇒ユーザーがGoogle検索、ツイッター、他サイトから来たか等、どのような経路でサイトへアクセスしたのかがわかります。
3.各ページの訪問状況
⇒ユーザーがどのページから閲覧を開始し、どのページがよく見られていて、どのページで離脱したのかわかります。
4.サイト内検索の利用度(カスタマイズ設定が必要)
⇒ユーザーがサイト内検索ボックスに何というキーワードを入れたのかがわかります。
サイトで情報を見つけにくいと、ユーザーはサイト内検索を行います。検索キーワードが何かを知ることで探しにくい情報が何かを知ることができます。
5.設定したイベントがどれくらい発生したのか(カスタマイズ設定が必要)
⇒Youtubeの動画がどれくらい再生されたのか。バナーや広告がどれほどクリックされたのか、ページがどれ程スクロールされたのかなどの情報を知ることができます。
※イベント設定に関しては「GTMでイベント計測をする」をご覧ください。(後日執筆予定)
※GTMの設定方法に関しては「GTMの設定方法」に関してをご覧ください。
6.設定した目標がどれくらい計測されているか(カスタマイズ設定が必要)
⇒何件売り上げや資料請求されたのか、売り上げがいくら上がったのかを計測できます。
以上、閲覧いただきありがとうございました!